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ふたつの新作が追加された、パルミジャーニ・フルリエ「トンダ GT クロノグラフ」

ふたつの新作が追加された、パルミジャーニ・フルリエ「トンダ GT クロノグラフ」
  「トンダ GT クロノグラフ」が、スポーティな機能と絶妙なカラーを備えて、ふたつのバージョンで発表された。18K ローズゴールドにはクロノグラフとビッグデイト機能、ステンレススティールモデルにはクロノグラフとアニュアルカレンダー機能を搭載している。

  ローズゴールドとビッグデイト

  ローズゴールドモデルの「トンダ GT クロノグラフ」には、直径42mm の18K ローズゴールド製ケースに毎時3 万6000 振動の自動巻きクロノグラフキャリバーが搭載された。シルバートーンのダイヤルには、「クル・トリアンギュレール」モチーフのギョーシェ。短時間の計測は、クアンタムグレーまたはグラナタ(=ガーネット)カラーのサブダイヤルで行なう。サブダイヤルは12 時位置のふたつの窓で表示されるビッグデイトと調和するように配置されており、絶妙なバランスで空間を構成している。

  

  発売当初と変わらない魅力を保ち続けるための条件は、まさしく黄金比に他ならない。クロノグラフカウンターには新たに、それぞれ「クアンタムグレー」と「グラナタ(=ガーネット)」の色を取り込み、ゆったりとしたダイヤルの中で機能表示とのバランスを保ちつつ、控えめながら際立つ存在感を放っている。

  

  

  「トンダ GT クロノグラフ」のSSモデルは、アニュアルカレンダーを搭載。カウンターとラバーストラップにクアンタムグレーとグラナタが採用されている。また同じように、ローレット加工のベゼルが、シルバートーンの「クル・トリアンギュレール」モチーフのギョーシェダイヤルを囲んでいる。直径42mm のクロノグラフは100m 防水で、3時位置から9時位置の軸に沿った古典的なサブダイヤルの配置と、12時位置のふたつの日付窓、シルバートーンベースに趣深い配色で構成されたスタイルが特徴だ。

  搭載されたアニュアルカレンダーは一度設定すれば、毎年2月28日までは統合された複雑機構が自動的に月の切り替えを行い、2月29日から31日に変更するにはカレンダーを手動で簡単に調整することが可能だ。※「トンダ GT クロノグラフ」は、トンダ GTコレクションのクロノグラフモデルの名称「トンダグラフ GT」に代わるモデル名となる。

  

  Contact info: パルミジャーニ・フルリエ Tel.03-5413-5745

独自のタイムゾーン表示システムを搭載したブレゲ「マリーン オーラ・ムンディ 5557」登場

独自のタイムゾーン表示システムを搭載したブレゲ「マリーン オーラ・ムンディ 5557」登場
  ブレゲは、2011年に自らで開発した「インスタント・ジャンプ・タイムゾーン表示システム」を搭載する、「マリーン オーラ・ムンディ 5557」を発表した。今作は、多層構造のダイアルが、優雅な旅を演出するワールドタイマーである。

  

  ブレゲの「オーラ・ムンディ」が、「マリーン」コレクションにラインナップされた。2011年、「クラシック」コレクションに搭載された、オーラムンディならではの画期的なワールドタイム機構を、実用性の高いスポーティなケースとともに楽しむことができる。

  今回発表された「マリーン オーラ・ムンディ 5557」は、ダイアルいっぱいに世界地図を描いた、旅情あふれるモデルだ。時分秒の3本の針、デイ&ナイト表示、12時位置のデイト表示、そして、6時位置の小窓で構成されたダイアルは、ポピュラーなルイ・コティエ式ワールドタイマーとは異なるデザインである。

  

  その操作方法は、「インスタント・ジャンプ・タイムゾーン表示システム」と名付けられた通り、極めてシンプルである。3時位置には日付調整と時刻調整を担うリュウズがある。また8時位置には、都市名ディスクを回転させるためのリュウズがある。

  まずは8時位置のリュウズで6時位置の小窓に現在地の都市を表示させる。次に3時位置のリュウズで時間と日付を調整し、ホームタイムの設定を完了させる。世界各都市の時間を知りたい場合は、8時位置のリュウズを回転させ、任意の都市名を表示させるだけである。

  

  都市名の表示が切り替わると同時に、時刻も都市名に合わせて修正される。ホームタイムを再度表示させたい場合は、8時位置のリュウズを押下するだけである。これにより、瞬時に都市名と時刻が修正される。

  また、再度リュウズを押下することで、直前に参照していたローカルタイムの表示を復帰させることができる。つまり、ローカルタイムを東京に設定しておき、目的地に着いたら8時位置のリュウズで都市名ディスクを回転させ、ローカルタイムを設定。以後は8時位置のリュウズを押下するごとに、ホームタイムとローカルタイムを交互に表示させることが可能となるのだ。

  

  特筆すべきは機構だけではない。優雅さを湛えたダイアルもこのモデルの大きな特徴である。金無垢製のベースを深いブルーに彩り、サンバースト仕上げを施したうええで、マリーンコレクションのアイコンでもある波型のギヨシェを手作業によって彫りこんでいる。その上に大陸と緯度経度を描いたサファイアクリスタル製のプレートを重ねることによって、立体感を生み出している。

  

  4時位置のデイ&ナイト表示に配された月は、ミステリアスなロジウムめっきで仕上げられ、太陽はローズゴールドの明るい色調になっている。いずれも手作業によって緻密なパターンが打ち込まれている。

  「マリーン」コレクションらしく、日常使いするに十分な実用性を兼ね備えている。100m防水を備え、針やインデックスには暗所での視認性を高めるスーパールミノバが塗布されている。ベルトもレザーストラップだけではなく、ラバーストラップ、ゴールド製ブレスレットが用意されており、オンオフ問わずさまざまなシーンにマッチする。

  

  この新しいマリーン オーラ・ムンディ 5557は、優雅な旅を保証してくれる1本となるに違いないだろう。

  Contact info: ブレゲ ブティック銀座 Tel.03-6254-7211